昨日から全粥食になってるんだが、今日の昼は鶏肉の味噌漬け焼きがでた。
肉らしい肉は、入院直前に駅前のコンビニでチキンを立ち食いした以来だ。
ずっと食いたかった。
高ぶる感情を抑えつつ、箸で一切れ口に運び、噛みしめる。
肉のうまみに唾液がついて行けずにアゴがしびれる。
うめえ。
午前の診察で、入浴許可が出る。
滲出液が多いのでスパは無理だが、予約制の個人風呂ならOK。
午後、入浴。
一時間のうち、50分が入浴時間で残り10分は掃除タイム。
掃除は看護師さんがやってくれている様子。
お湯は自分でためる。
湯張りに結構時間がかかるので、その間にシャワーで体を流す。
傷を効率的に治したいので、今日は湿潤療法について調べていた。
その周辺情報として「頭や体は石鹸を使わずにお湯で洗うのが良い(湯シャン?)」
という一派の記事をかなり読んだ。
試してみようと思い、石鹸もシャンプーの使わないでみる。
前回のシャワー同様、お湯の勢いを弱くして、しゃがんで患部に当てる。
全く痛くない。
そっと肛門に触れてみる。(洗うためだ)
ゴムらしきものが出ている。痛くはない。
意図せず傷口の縁に指が当たる。
クレーターの周縁というか、山脈の稜線というか、切り立ってデコボコになっている。
痛くない。
気づくと傷口のなかに指が入ったようで、山脈の内側に触れる。
弾力があり、表面はつるっとした肌触りで、かつデコボコしてる。
痛くないんだが、気分も良くないので、その辺でやめておいた。
明日は鏡を持って入ってよく観察してみよう。
ちなみに石鹸を使っていないことによる不快感は、いまのところない。
頭もベタベタするのかと思ったら、全然しない。
すっきりしている。
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