2015年3月9日月曜日

術後十八日目:診察(退院後二度目)

一週間ぶり二度目の診察です。

「まあ、一番深い痔瘻の傷なので、しばらくは痛いでしょうし、座るのもキツイでしょうね。」
という、前回とほぼ同じコメントをいただく。
「お、傷口綺麗ですね。順調ですよ。傷口もデコボコしてきましたし。」
とのこと。

術後すぐの傷口(創面)は、プリンをスプーンですくったような、スパっとした状態だった。
それが最近、肉芽が出てきてボコボコしてきている。
肉芽(にくが、にくげ)とは、傷が治る過程で創面にできる赤い肉のような組織だ。
これが綺麗に出て来ればしめたもので、治りが順調だと判断できる、というようなことが「新しい創傷治療(湿潤療法)」のページに書いてあった。確か。

私はこれまで、アズノール軟膏をかなりたっぷりとガーゼに塗ってきた。
創面を湿潤に保ち、肉芽を綺麗に発生させるためだ。

病院で軟膏をガーゼに塗るのは看護師だ。
看護師によって、塗る量が全然違う。
入院中も、違った。
15センチ四方のガーゼを使っているのだが、看護師によっては「たっぷり塗ってくださいね」とガーゼ全体に1ミリ近くジャムパンのように塗る人もいるし、「こんなに塗る必要ないですよ」といって、中心部にちょこっと塗るだけの人もいる。
私はたっぷり塗る人を信頼するようにしている。
(今日の看護師は「ちょこっと派」だった。)


「お、傷口綺麗ですね」という傷口の状態は、たまたまそうなったのではなく、狙って作ったのだと、ここで声高に主張しておきたい。
アズノールをこれでもかと、たっぷり塗ってきた結果なんだぞと。
ま、少なく塗ったケースと比較できているわけではないので、あれなんだけれども。


診療は、傷口チェックの後、痛み止めとアズノール軟膏を両方とも多めに出してもらって終了。



で、先週に引きつづき、クリニックから歩いていける「いきなり!ステーキ」へ。
ひょこひょこと不自然な足取りで、ゆっくり歩いて到着。
立ち食いステーキの店。
座ることなくタンパク質を補給できるという、痔瘻患者のためにあるような店。




2 件のコメント:

  1. 順調な回復何よりです!
    座れるようになったら是非二郎に行きましょう。
    たっく

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    1. ありがとうございます。
      よく考えてみると既に1時間弱は座ってられるので、もういつでもいけますね。
      まあ店までたどり着くのがしんどそうですけど。
      休んでる間に、リハビリを兼ねて(?)普段は難しい朝の本店に行ってみようかと思ってるんです。
      一緒にいきますか。

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